FEzでリィルが現在所属している部隊のメンバーのために、ウィキペでの超適当調査ではありますがちょいとばかし参考資料をば。
○○曲と書いてなんたらと読むアレについてです。
(あと、跡部には盛大に吹きました)
★演奏形式によるジャンル
○器楽メイン
・交響曲:シンフォニー、シンフォニア――管弦楽によって演奏される多楽章からなる大規模な楽曲
・協奏曲:コンチェルト――一つまたは複数の独奏楽器(群)と管弦楽によって演奏される多楽章からなる楽曲。交響曲と違ってメインを張る主役の楽器が最低一つある感じ(例:モーツァルト「ピアノ協奏曲第9番」)
・奏鳴曲:ソナタ――器楽曲(室内楽曲)のひとつで、複数楽章から成るものが多い。1人、または1人プラス伴奏(だいたいはピアノ伴奏)の形式(例:コナンにも登場したベートーベンのピアノソナタ「月光」)
○声楽メイン
・聖譚曲:オラトリオ――キリスト教ものの叙事詩の歌詞を持ち、声楽&オーケストラで演奏される。たくさんの曲で構成される大規模な楽曲で、それぞれの曲はオケのみだったりソリスト&オケだったり合唱もあわせてみんなでだったり、バラバラ。ハレルヤハレルヤ。(例:ヘンデル「メサイア」)
・交声曲:カンタータ――だいたいはオーケストラつきの合唱。オラトリオほど物語性はない範囲でキリスト教を題材として扱うことも。(例:J.S.バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」)
・独唱曲:アリア――↑のオラトリオやカンタータ、あとオペラなどを構成する曲のなかでも、メロディアスで感動的な独唱部分の曲。ソリストさんにとっては気合の入れどころ。(例:プッチーニの歌劇『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」など。ちなみに誤変換厳禁でお馴染みの「G線上のアリア」はただの通称で、本当は独唱曲ですらなかったというオチ)
・歌曲:リート――基本的に歌い手はずっとひとり(あるいは、少数人での重唱)。無伴奏、ピアノ伴奏、オーケストラ付きなど様々。(例:シューベルト「魔王」)
★形式
・輪舞曲:ロンド――ある同じ旋律(ロンド主題)が、異なる旋律を挟みながら何度も繰り返される。確かに俺様のビキニは相手の手元を経由しつつスマッシュを2回繰り返していたので、ある意味正しいのか。
・変奏曲:パルティータ(?)――主題となるある旋律と、次々に現れるその主題の変奏部分とで構成される。お祭り感が強いかも(例:モーツァルト「きらきら星変奏曲」)
・遁走曲:フーガ――輪唱に近いがどっこい、主題がパート別にほどよく転調しながらハモりつつ進んでいくという一見ややこしそうで実は歌ってみれば案外楽しいんじゃね?的なふいんきを醸し出す。形式が非常にかっちり決まってる。
・輪唱曲:カノン――こっちはもっといわゆる輪唱に近い。フーガとは違い、主題以外の旋律も厳密に模倣される。(例:パッヘルベルのカノン)
★バロック時代の古典組曲を構成する楽曲はほぼすべてが舞曲で、基本的にはアルマンド→クーラント(またはパヴァーヌ→ガイヤルド)→サラバンド→ジーグ。ジーグの前にメヌエット、後にシャコンヌやパッサカリアが置かれることもある。残念ながらこれらについては日本語表記を探せなかったが、他に組曲には以下のものが含まれることがある
・序曲:オーヴァーチュア――歌劇や劇付随音楽、古典組曲などの最初に演奏される音楽で、全体の開始にふさわしい規模と内容を持つ(例:ドラゴンクエストシリーズ「ロトのテーマ」)
・前奏曲:プレリュード――同じく最初に演奏される音楽。こちらはどちらかと言うと重厚な作品の前に演奏される比較的気楽な楽曲というイメージが強い。本題とは対照的な曲になる
・間奏曲:インテルメッツォ――主となる楽器(声楽曲なら声楽部)が休止する部分の曲。戯曲においては幕間の小休止に演奏される。インターミッション。いわばおやつ。
★曲の分類
・円舞曲:ワルツ――3拍子でテンポよく淡々とした感じの舞曲。ずんたったーずんたった。(例:ショパン「子犬のワルツ」)
・諧謔曲:スケルツォ――メヌエットから派生した3拍子の舞曲。めちゃめちゃ速く、強拍と弱拍の位置を変えたり執拗な音型を繰り返して激しい感情を表し、緩徐楽章との差をつけるものが多いとのこと。読みは「かいぎゃくきょく」
・奇想曲(狂想曲):カプリス、カプリッチョ――気まぐれ、の意。らしい。自由で気まぐれ、軽快な器楽曲(例:東方永夜抄・東方幻想郷 博麗霊夢のテーマ「少女綺想曲 ~ Capriccio」)
・狂詩曲:ラプソディー――特定の楽曲形式を指す言葉ではなく、表現する内容と表現の方法に関係する名称で、叙事的で民族的な内容を持つ自由な曲のこと。
・幻想曲:ファンタジア――バロック以前はフーガやカノンみたいな感じだったが、それ以後は形式が自由らしい。割とどうでもよさげ?
・行進曲:マーチ――運動会でお馴染みの、言わずと知れたずんたかたった。(例:チャイコフスキー『くるみ割り人形』)
・即興曲:アンプロンプチュ――形式にとらわれず自由な気持ちで、即興で演奏する音楽。仕方がないっちゃないけれど、そのまんまやがな
・小夜曲:セレナーデ、セレナード――雰囲気的には夕暮れの屋外で、誰か大切な人、あるいは賞賛すべき人、恩義を受けた人…などに送る音楽、といった感じらしい。伝統的に屋外での演奏が想定されている。一人の歌い手による弾き語りから、管弦楽のごついのまで様々。とにかく、「君にこの歌を届けたい」的な思いを込めて演奏されるそうな。(例:AS~エンジェリックセレナーデ「天使の歌う小夜曲」)
・夜想曲:ノクターン――セレナーデより若干自由でロマンティックめ。どないやねん。(例:ショパン「夜想曲第2番変ホ長調」)
・練習曲:エチュード――読んで字のごとく。機械的な練習を目的としたものもあり、ある程度音楽として完成しているものもあり。ピアノ弾いてるひとに訊いて、って感じよねー。
・嬉遊曲:ディヴェルティメント――基本的に自由だが、セレナーデとは逆に屋内での社交やおめでたい席用に演奏されるので、ネガティブなイメージは全廃して明るく軽妙で楽しい曲調にしてあるそうな
・譚詩曲:バラード――もとは詩の一形態の名称だったそうな。現在は寓話的・寓意的な内容を含んだ、教訓めいた(あるいは伝説めいた)物語詞的な歌詞を持つ歌曲のことらしい(例:I've(中沢伴行)「雨に歌う譚詩曲」)
★おまけ…○○歌
・子守歌:ララバイ――説明とかいらないよね
・鎮魂歌:レクイエム――こちらも説明不要の悪寒。ちなみに、レクイエムはラテン語で「安息を」の意。もとはカトリックでのミサのことだったそうな。
・舟歌:バルカロール――えんやこーら。
ふはぁ、疲れた。
頑張って部隊服、目指しましょう。
部隊のみなさんこれからもよろしくお願いします。
○○曲と書いてなんたらと読むアレについてです。
(あと、跡部には盛大に吹きました)
★演奏形式によるジャンル
○器楽メイン
・交響曲:シンフォニー、シンフォニア――管弦楽によって演奏される多楽章からなる大規模な楽曲
・協奏曲:コンチェルト――一つまたは複数の独奏楽器(群)と管弦楽によって演奏される多楽章からなる楽曲。交響曲と違ってメインを張る主役の楽器が最低一つある感じ(例:モーツァルト「ピアノ協奏曲第9番」)
・奏鳴曲:ソナタ――器楽曲(室内楽曲)のひとつで、複数楽章から成るものが多い。1人、または1人プラス伴奏(だいたいはピアノ伴奏)の形式(例:コナンにも登場したベートーベンのピアノソナタ「月光」)
○声楽メイン
・聖譚曲:オラトリオ――キリスト教ものの叙事詩の歌詞を持ち、声楽&オーケストラで演奏される。たくさんの曲で構成される大規模な楽曲で、それぞれの曲はオケのみだったりソリスト&オケだったり合唱もあわせてみんなでだったり、バラバラ。ハレルヤハレルヤ。(例:ヘンデル「メサイア」)
・交声曲:カンタータ――だいたいはオーケストラつきの合唱。オラトリオほど物語性はない範囲でキリスト教を題材として扱うことも。(例:J.S.バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」)
・独唱曲:アリア――↑のオラトリオやカンタータ、あとオペラなどを構成する曲のなかでも、メロディアスで感動的な独唱部分の曲。ソリストさんにとっては気合の入れどころ。(例:プッチーニの歌劇『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」など。ちなみに誤変換厳禁でお馴染みの「G線上のアリア」はただの通称で、本当は独唱曲ですらなかったというオチ)
・歌曲:リート――基本的に歌い手はずっとひとり(あるいは、少数人での重唱)。無伴奏、ピアノ伴奏、オーケストラ付きなど様々。(例:シューベルト「魔王」)
★形式
・輪舞曲:ロンド――ある同じ旋律(ロンド主題)が、異なる旋律を挟みながら何度も繰り返される。確かに俺様のビキニは相手の手元を経由しつつスマッシュを2回繰り返していたので、ある意味正しいのか。
・変奏曲:パルティータ(?)――主題となるある旋律と、次々に現れるその主題の変奏部分とで構成される。お祭り感が強いかも(例:モーツァルト「きらきら星変奏曲」)
・遁走曲:フーガ――輪唱に近いがどっこい、主題がパート別にほどよく転調しながらハモりつつ進んでいくという一見ややこしそうで実は歌ってみれば案外楽しいんじゃね?的なふいんきを醸し出す。形式が非常にかっちり決まってる。
・輪唱曲:カノン――こっちはもっといわゆる輪唱に近い。フーガとは違い、主題以外の旋律も厳密に模倣される。(例:パッヘルベルのカノン)
★バロック時代の古典組曲を構成する楽曲はほぼすべてが舞曲で、基本的にはアルマンド→クーラント(またはパヴァーヌ→ガイヤルド)→サラバンド→ジーグ。ジーグの前にメヌエット、後にシャコンヌやパッサカリアが置かれることもある。残念ながらこれらについては日本語表記を探せなかったが、他に組曲には以下のものが含まれることがある
・序曲:オーヴァーチュア――歌劇や劇付随音楽、古典組曲などの最初に演奏される音楽で、全体の開始にふさわしい規模と内容を持つ(例:ドラゴンクエストシリーズ「ロトのテーマ」)
・前奏曲:プレリュード――同じく最初に演奏される音楽。こちらはどちらかと言うと重厚な作品の前に演奏される比較的気楽な楽曲というイメージが強い。本題とは対照的な曲になる
・間奏曲:インテルメッツォ――主となる楽器(声楽曲なら声楽部)が休止する部分の曲。戯曲においては幕間の小休止に演奏される。インターミッション。いわばおやつ。
★曲の分類
・円舞曲:ワルツ――3拍子でテンポよく淡々とした感じの舞曲。ずんたったーずんたった。(例:ショパン「子犬のワルツ」)
・諧謔曲:スケルツォ――メヌエットから派生した3拍子の舞曲。めちゃめちゃ速く、強拍と弱拍の位置を変えたり執拗な音型を繰り返して激しい感情を表し、緩徐楽章との差をつけるものが多いとのこと。読みは「かいぎゃくきょく」
・奇想曲(狂想曲):カプリス、カプリッチョ――気まぐれ、の意。らしい。自由で気まぐれ、軽快な器楽曲(例:東方永夜抄・東方幻想郷 博麗霊夢のテーマ「少女綺想曲 ~ Capriccio」)
・狂詩曲:ラプソディー――特定の楽曲形式を指す言葉ではなく、表現する内容と表現の方法に関係する名称で、叙事的で民族的な内容を持つ自由な曲のこと。
・幻想曲:ファンタジア――バロック以前はフーガやカノンみたいな感じだったが、それ以後は形式が自由らしい。割とどうでもよさげ?
・行進曲:マーチ――運動会でお馴染みの、言わずと知れたずんたかたった。(例:チャイコフスキー『くるみ割り人形』)
・即興曲:アンプロンプチュ――形式にとらわれず自由な気持ちで、即興で演奏する音楽。仕方がないっちゃないけれど、そのまんまやがな
・小夜曲:セレナーデ、セレナード――雰囲気的には夕暮れの屋外で、誰か大切な人、あるいは賞賛すべき人、恩義を受けた人…などに送る音楽、といった感じらしい。伝統的に屋外での演奏が想定されている。一人の歌い手による弾き語りから、管弦楽のごついのまで様々。とにかく、「君にこの歌を届けたい」的な思いを込めて演奏されるそうな。(例:AS~エンジェリックセレナーデ「天使の歌う小夜曲」)
・夜想曲:ノクターン――セレナーデより若干自由でロマンティックめ。どないやねん。(例:ショパン「夜想曲第2番変ホ長調」)
・練習曲:エチュード――読んで字のごとく。機械的な練習を目的としたものもあり、ある程度音楽として完成しているものもあり。ピアノ弾いてるひとに訊いて、って感じよねー。
・嬉遊曲:ディヴェルティメント――基本的に自由だが、セレナーデとは逆に屋内での社交やおめでたい席用に演奏されるので、ネガティブなイメージは全廃して明るく軽妙で楽しい曲調にしてあるそうな
・譚詩曲:バラード――もとは詩の一形態の名称だったそうな。現在は寓話的・寓意的な内容を含んだ、教訓めいた(あるいは伝説めいた)物語詞的な歌詞を持つ歌曲のことらしい(例:I've(中沢伴行)「雨に歌う譚詩曲」)
★おまけ…○○歌
・子守歌:ララバイ――説明とかいらないよね
・鎮魂歌:レクイエム――こちらも説明不要の悪寒。ちなみに、レクイエムはラテン語で「安息を」の意。もとはカトリックでのミサのことだったそうな。
・舟歌:バルカロール――えんやこーら。
ふはぁ、疲れた。
頑張って部隊服、目指しましょう。
部隊のみなさんこれからもよろしくお願いします。
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コメント
わかりやすいように色つけてみました
しまた、部隊の人々にまだ告知してないよ
エンジェリックレクイエムがアウトだったら、天使の葬送曲にすればいいじゃない!
と閃いたりもしたのですがいかがでせう
あとこちらもこっそり「悠久の幻想曲」なんてのを考えていたりも
しまた、部隊の人々にまだ告知してないよ
エンジェリックレクイエムがアウトだったら、天使の葬送曲にすればいいじゃない!
と閃いたりもしたのですがいかがでせう
あとこちらもこっそり「悠久の幻想曲」なんてのを考えていたりも
posted by リィルフェン at 2007/03/13 23:51 [ コメントを修正する ]
まったくどうでもいいんだが
ファンタジアで 「少女幻葬~Necro Fantasy~」(つまりはネクロファンタジア)
を思い出したんだがね どう見ても東方漬けです本当に(ry
あれだ いくらなんでも1ヶ月の放置はまずかったと…
とまぁ言いたいことだけ言って去ってみる(蹴
あと、色変えたりな…
ファンタジアで 「少女幻葬~Necro Fantasy~」(つまりはネクロファンタジア)
を思い出したんだがね どう見ても東方漬けです本当に(ry
あれだ いくらなんでも1ヶ月の放置はまずかったと…
とまぁ言いたいことだけ言って去ってみる(蹴
あと、色変えたりな…
posted by 不幸少年柊 at 2007/03/14 18:32 [ コメントを修正する ]
いやもう本気で
一度自分でやってみてはじめてわかる痛手というか…
ごめんなさいなんて言うのはおこがましいですが、
その言葉、ありがたく受け取りますm(_ _)m
自分はファンタジアといえばむしろテイルズ一作目を思い出す懐古な人ですが
神主に気付かされた少女幻想は今も昔も自分の中を駆け巡っておりますよ
Exが思いのほか難しく、ちぇんにご挨拶が精一杯
なのでらんさまとゆかりんのBGM変化はサウンドモードで楽しんでいます
一度自分でやってみてはじめてわかる痛手というか…
ごめんなさいなんて言うのはおこがましいですが、
その言葉、ありがたく受け取りますm(_ _)m
自分はファンタジアといえばむしろテイルズ一作目を思い出す懐古な人ですが
神主に気付かされた少女幻想は今も昔も自分の中を駆け巡っておりますよ
Exが思いのほか難しく、ちぇんにご挨拶が精一杯
なのでらんさまとゆかりんのBGM変化はサウンドモードで楽しんでいます
posted by リィルフェン at 2007/03/14 20:16 [ コメントを修正する ]
こうやって並べてみると圧巻だな、と。
いやいや、助かります。使わせて頂く~。
いろいろ「そーいやそんなのも」なものも。
「雨に歌う譚詩曲」なんてのもあったよな、とか。
ソナタって存在忘れてたよ、とか。
どーでもいいけど、第1案が「天使の鎮魂歌」だったのはここだけの秘密。