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2024/04/26 09:54 |
DQVカタルシス
さてっと気を取り直して本日ふたつめの記事うpです。
それでも書けるうちは愛を貫いていこうぜと気合もりもり。

文化の伝達。
何かが生まれ、そこからまた何かが生まれ、複数のものから新しいものが生まれ、
ときには木の枝のように、ときには網の目のように相互に影響し合い膨らんでゆく文化。
ニコニコ然り学問然り漫画然り…今回取り上げるは音楽、そして人。

稀代の音楽家・久石讓。
心に染み入る響きは映画で、CMで、多大な人々に影響を与え。
その一人、麻枝氏は「AIR」を描き、夏の日を象徴する「夏影」は…
新たなる夏の物語「ひぐらしのなく頃に」へと血脈を残す。

本日のニコニコ:Air「夏影」ひぐらし「you」久石讓「summer」を織り交ぜて弾いてみた




テーマが同じだから似てるだけ?そんなわけあるものか。
ただのパクり?違いが判らないのは悲しい事。
なぜか荒れているこの動画、きちんと観る側ですらこの体たらくでは著作権云々と突っ込まれるのも
仕方ないことか。(しかし頷けなんてしない)

確かに、オマージュかどうかなんて本人にしかわからない。
ただこれがインスパイヤの産物だとしても、それぞれはそれぞれとして輝いている。
新作もいつかは古典に、忘れ去られても姿を変え、誰かの心の中に。
例えるならばそれは親子…祖父から父へ、父から子へ。
新しい血を受けながら、受け継がれていく何か。それはとても不思議な営み。

結局、無から何か新しいものを生み出すことができるのは神だけで。
創作はやっぱり、溜め込んだ、暖めた、食べてきたルーツの上にのみあるのではないか。
このところはどうもそういう思想に満たされています。

葉鍵厨すぎたせいかもしれませんね。時代の転換期に触れ、多くの二次創作に触れ、大きく影響を
受けたその後の他社の作品たちに触れ…
今また春休みを利用して漫画やアニメに触れ、大きなダイナミズムに惹かれている。

多くは「あれはこうしたから売れた、だから自分もそれに乗ろう」というパクリの思考かもしれません。
しかし、「面白かった。自分もやってみたい、作ってみたい!」の気持ちが見えるものが、あった。
そのインスパイヤの気持ち、今でも信じていたいです。
(その結果出来上がったものが模倣の域を出られているかどうかはまた別の話。)

甘くない現実に職人気質で最後まで臨み、最期を迎えたブランドもありました。
甘くない現実にある程度妥協する形で、それでも作りたいものを作り続けたブランドもありました。
甘くない現実にどこまでもクールに対する立場と自由な自分の二つを併せ持ちながら、
創造を追及してゆくブランド…というより個人…もありました。というかいました。

生きていくためのお仕事と、生活に全く必要の無い「創造」。
ものを創る人たちはいつだってその狭間で闘っている。
やったことすらないけれど、だからこそ、今はまだ創造を信じられる。


今回の動画が見せる親子三代のコラボレーションは、なんとも涙ものでした。
昔プレイしたドラクエVを思い出さずにはいられません。
…未プレイの人、あるいは詳細を知らない人(いる…?)のために詳しくは伏せておきますけれどね。

自分も今や両の祖父を亡くし、しかしそのルーツ…自分に流れるものははっきりと見える。
社会の中で、今後どう「自分」を遺していくか?
…大きな大きな課題です。


おまっけー
ピアノ連弾的「You」~ひぐらしのなく頃に~
また、夏が――3ヶ月後ぐらいに――やってくる。

風が湿り気を帯び、春は一気に加速。
季節の変わり目はやっぱり、心が揺らぎます。



ついっきー(3/14 19:36)

ぬぅ、このおまけのうp主の組曲連弾もやばいわー。元曲と曲順とかいろいろ違うけど。
やっぱりピアノアレンジはいいなぁ。流れを切らないメドレーも大好き。
ニコニコユーザーにとって『組曲』の呪縛はあまりにも大きすぎて、しかしそれでもこのような
(囚われているけれど)囚われていないアレンジメドレーが生まれるのはたまらないです。
とかちをあえて終盤に持ってくる。終曲として定評のあるふぃぎゅ@も終盤。
ああ、自分がいちばん『組曲』の呪縛から抜けられていないようです。

そういえば『組曲』原曲も、鳥の詩とyouは並んでいましたね。
初見でニヤリとしたものです。
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2008/03/14 17:25 | Comments(0) | TrackBack() | その他雑記

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