東京。
確かに素晴らしいところだと思います。
でもね、都会に住むと逆に山が恋しくなることだってあるんだ。
その昔は日本のいろんな地域で里に住まう人のうち年に何人かは突如神隠しに遭いいなくなったり
していたわけですが、突然の狂気により里を離れ山で暮らしたくなったのが原因だとする説が
あったりするように、人と自然とのバランスが崩れれば崩れるほど戻ろうとする反動は大きいのかも
しれません。って、それは農業以前の狩猟採集レベルの話ですよね。
というわけで地域に目を。農業に光を。
本日のニコニコ:おらTravelingさ行ぐだ
日本の村の良さがうたでひかるというわけですね、わかります。
なぜ今、吉幾三なのか。
ただちょうどこのタイミングで発掘されただけじゃね、というニコニコ的ミクロ視点は置いておいて
彼がこの平成も20代の大台ですねというこのご時世になって(ごく一部の文化で)再評価されたのは、
もちろん地方⇔都市の構図にそのまま過去⇔現代をプラスした価値対応図を根底に置いた
ネタっぷりが好意的に受け容れられたというのも大きいかとは思いますが
現代のラップ(笑)が無くした日本語らしい日本語によるラップ、この良さを改めて示してくれたことに
大きな理由があると個人的に、至って極めて個人的に思うのです。
(--さんちゃんいわく なんやまたかいな)
しかもそこに住んでいない人にも一発で「東北だー!」とわかる泥臭いまでの田舎テイスト。
別にそれが今の音楽シーンに欠けているだなんていうのはわかりません。
しかしこれほどまでに、「その言語である」ことが心地よいとは!
日本人は外の文化を受容し、変容させながら高度な二次創作文化を築いてきました。
しかし、「外から押し付けられたもの」を「違和感を遺したまま」「真似をする」必要は全く無い。はず。
テレビのスポーツニュースなんかでよくある、英語喋ってるのか日本語喋ってるのかよくわからない
ナレーション、あれなんかもうね。
日本語でおk。日本人でおk。
この歌はオチも秀逸ですよね。改めてそう思います。東京でベコ飼うだ。
NHK教育が頑張って刷り込む、「高望みしないほうがいいよ、自分に合った今の生活が、日常こそが
一番ステキなのよ」的価値観。
だけど、今を必死に生きることと未来を思い描くことは背反しない。
怒涛のおまけってレベルじゃないおまけタイム
こ、これでも絞ったんだからね!
・おにゃのこテクノ的IKZO
ポリ幾三
幾三 cruising Love
Capsule VS 吉幾三 - Starry Sky IKUZO Remix -
俺らパーフェクトスターになって東京さ行ぐだ~More IKZO Remix
(全曲聴くと飽きるおそれがあります)
なんという謎の親和性。怖いほど心地よいです。
IKZOラップに英空耳つけて、さらに日本語訳だなんて…進化が高度すぐる。
・かおすふる
よしいくぞぅ!陰陽師 【吉幾三+レッツゴー!陰陽師】
Y.S. IKZOは東京さ行げるのが?最終鬼畜農夫 幾三・Y
【インド版】トゥル☆すた×でていけ!コンナむら【吉幾三】
べごボーイビバップ (吉幾三×カウボーイビバップ)
IKZOの汎用性の高さは全ぐ異常。
おまけのさらにおまけ
初音ミクに『俺ら東京さ行ぐだ』を歌わせてみた
たった今見つけたんですがこれは…切ない。
みくさん曲でここまで萌えたのは初めてです。
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