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2017/12/14 07:40 |
夏、始まる時

梅雨明けですね!
ここのところ朝方に蝉が元気だなと思ったら、昨日今日と素晴らしくいい天気。
蝉は大好きです。
彼らの歌は命の歌。
長き土の中で蓄えたエネルギーを一気に開放する、光の歌。
次世代のため、残りの命をありたっけ燃やす愛の歌。
果たして人間にはこんな歌が歌えるんだろうか?
…多少なりと歌に関わる身として、蝉達の歌はひとつの憧れです。

そしてその天気のよかった昨日今日ですが、法事で親戚のところへ行っておりました。
故人は音楽に関わっていた人でした。決して派手なことをしていたわけではないのですが
その功績はとても偉大でした。
その人の手記によると「人は私をよく努力した、忍耐したと言うけれどなんのことはない、
自分のとにかく好きだったことをつきつめていったらそれが仕事になっただけ」と…
偉大だなぁ。

本日のニコニコ:AIR OP 「鳥の詩」 最高音質追求
コメント非表示、強く推奨。




法事ということもあり、久々の親族集合でした。
大学四回生にも関わらずびみょんな成績の自分がのこのこと親族に顔見せできるというのは、
とても幸せなことだと思います。
両親からは、悲痛な願いも垣間見つつ「好きなようにやるがいいさ」と勿体無すぎる言葉を頂き
就職二年目できれいな嫁さん(もちろん、リアルな意味で)のいるひとつ違いのいとこからは
勝ち組まっしぐらの秘訣を頂き、その他いろいろな方から身につまされる話をば。
命ある限り実は成る花は咲く。ううむ。
全く「見えない」将来ですが。
好きなこと(やっぱり音楽だろうか)に、もっともっと打ち込んでみるのが、いいのかしら。


<今日のニコニコ かいせつ>

「AIR」オープニングテーマ。
2000年当時のOPムービーの最高峰、ご照覧あれ。
おまけ
わかりすぎてる京アニの手によって昇華 AIR OP 「鳥の詩 FULLver」 最高音質追求
ネタバレOKな人にはこちらの超音質Ver.を。 鳥の詩 もしかしたら超音質ver(修正)


「消える飛行機雲 僕たちは見送った…」
という印象的な歌詞で始まるこの歌が意味するものは何だろうか。

夏という季節は、人生のある時期という分類において二つの意味を持つ。
ひとつは、一生を春夏秋冬に分けた場合の、その最も輝く時期…青「春」の次の時代の意。
そしてもうひとつは、いわゆる「長い夏休み」である。

「NEET」「DQN」そう呼ばれてもおかしくない二人。
少女の心に潜む何かが阻む、他人との交流。望みはことごとく打ち砕かれ、努力は報われない。
青年の「旅」はまさしく自分探し。親から受け継いだ芸で、食えないながら転々とし続ける。
夏は彼女にとってやり直しの機会だった。
彼はその町に旅の終着の予感を見ていた。
夏のはじまりの日。二人は、出会ってしまった。

鳥の詩、その歌詞において交互に表れる懐古の思慕と未来への希望。
幼かった、何も知らず無邪気でいられた日々と、
人間として完成すべき姿の不明瞭なヴィジョンの
その狭間に位置する「僕達」。
あの日の自分からいつまでも変わらずにはいられない、その定めを受け容れること。
「消える飛行機雲」を見送って知る、残酷な時の流れ。
そして、両手に輝く、飛び立つ希望。
飛べない翼は、夢を見た思い出は、明日を駆ける力となる。

変わらないものがある。変わっていくものがある。
そのどちらをも大切にして、「消える飛行機雲」を追いかける。
その営み、時空で連続する人と人の間にあるもの…
鳥の詩が掲げるのは、過去と未来の狭間からの自立である。
それが、モラトリアムの国に佇む「僕達」に、国家とさえ呼ばしめる所以である。
AIRが歌うのは、駄目人間更生の歌、もがき苦しむ若者の希望の歌なのだ。

少女と青年が再確認する、「親」という無償の愛。
少女は頑張った。たとえ誰に認められなくても、自分なりのやり方で…貢献を、果たす。
青年は悲壮な覚悟で「居場所」を見つける。一人身の雛鳥は、ついに風を切り飛翔する。

「AIR」は決して泣きゲーなどではない。そこにあるのは純然たる人間賛歌である。
不器用でも不適格でも、頑張る意志が未来を見せる…
そんな甘美で残酷な希望と絶望こそが、AIRなのだ。

そんな事を再認識した、昨日今日のこと。


夏が始まる。
今この時こそが、始まりの時だ。
彼女がそうして始めたように。
変わりゆくことを、恐れない。
彼がそうして羽ばたいたように。

そして、7月23日に誕生日を迎えたAIRヒロイン・神尾観鈴へ。
「彼らには過酷な日々を、そして僕らには始まりを」

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2007/07/25 00:40 | Comments(0) | TrackBack(0) | その他雑記

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