青狼つれづれ雑記

だんだん「きしめえええええええええええええん」が燃えソングに聴こえてくるようになりました。
きっとMAD達の熱さのおかげだと思います。

ここのところニコニコ界隈の進化というか流行の隆盛が激しい。一昔前よりもさらに加速したスピードで
移り変わっていきますね。まさに文化的メイド・イン・ヘヴン。
ニコニコ自体のアクティブユーザー数が増えているので、仕方なくはあるとは思います。
しかし早い。早すぎる。いちにちじゅうPCの前に張り付いていても追い付けない。
そんな中、紹介したいネタばかりが増えていきマイリストは常に100になっては減りを繰り返し
内容がどんどん淘汰されていきます。もう消しにくい。トルネコの持ち物的な。


本日のニコニコ：
うらのうら組曲
新しい組曲を作ってみた　～神曲メドレー『二次元』～

（だから！！！それ「組曲」じゃないって言ってるでしょ！それただのメドレーですから！残念！！
いや定義厨氏ねとか言ってる場合じゃない。マジでこの誤用は歯痒すぎる。本気やめてほしいです。）
「組曲」っていうのはこういうの！





そんな中、一世を風靡した「組曲『ニコニコ動画』」（以下、『組曲』）に続く動画が突然登場しました。
『組曲』のうｐ主が新たに作成した「ニコニコ動画物語.wav」は、なんと26分もの超大作。
ニコニコ動画物語.wav
おそらく、「歌ってみた」が現れることを危惧したものだと思いますが…正直ぐだぐだです。
選曲はいいのですが、いかんせん長いよ、長すぎるよ！

ともあれ、「こうなったら俺らが第二の『組曲』を作っちゃったらいいんじゃね？」の流れが出来上がって
しまったのでしょうか、裏組曲なるものが現れました。
ニコニコ動画『裏組曲』勝手に作ってみた
これも正直なんだか微妙。単体ごとのアレンジやつなぎ、選曲はかなり評価できると思います。
ただ、音源と背景がしょぼい…もったいない。あと、テンションの上下、抑揚が安定しないのも残念。
なのは＆ロマンス＆上海紅茶館の部分がかなり神なだけに、補完待ちです。

＜きょうのにこにこ　かいせつ＞

そして今朝みつけた２曲が、本日のニコニコセレクションです。

本家『組曲』に近いけど若干方向性が違うユーロビートでまとめた「うらのうら」は極めて完成度の
高いメドレーに仕上がっています。つなぎも綺麗で自然、選曲もそれなりに無難。魔理沙は～の
良さを再確認させてくれたベースソロは地味にたまらなかったりしました。基本的には『組曲』の
においを払拭させようと努力していた感が見える曲順でしたが、それでもふぃぎゅ＠のいい意味での
バカっぽさはフィニッシュに適しすぎていたか、やっちゃっていますね。これはこれでニヤニヤ。

もう一方の「神曲メドレー『二次元』」はなんかもう潔いです。20代前半即死動画。むしろリィルが
おもいっきり即死です。あ、ハピマテはスルーですよもちろん。それにしても、ねぎまがCCさくらの
前にくるような時代になったんですね…改めて自分の懐古厨っぷりを感じます。いやもう、ただの
アニソンメドレーだなどと身も蓋もないことを言いたい気持ちはよくわかるけれどもだな。この
動画を見てしまっては、そう言えるのはゆとり世代の証拠に思えてしまうわけです。もしくは非オタ。
なにせ選曲が本当にリィル世代直撃すぎる。ただもうちょっと欲を言うなればあの頃のコアいのが
もうちょいと多くてもよかった。いっそ全くニコニコ世代に媚びない作りでもよかった。ってこれは
リィル個人の願望か。すみません。などといいつつ、実は知らない曲（でも作品は知ってる）だらけ
だったりするのはご愛嬌です。
ただ、ただ残念なことにやっぱり音源がびみょん。あと荒らし大杉わろた。タグ消し職人（笑）も、
もうちょっとましなことに時間を使ってほしいと思います。

ただやはり思うのは、作者も観る側も『組曲』の呪縛からは脱することは難しいな、ということです。
あれはやっぱり神すぎた。良くも悪くも神でした。それ以外のニコニコオールスター物を蹴落として
しまうほどに…
こんなことを言ってはいけないと思いつつも、ニコニコオールスタームービー「レッツゴー！陰陽師」の
再うｐきぼん。あれは『組曲』に対抗しうる完成度でしたが…その完成度の高さゆえに、歌ってみた等の
後続が出なかったのがあだとなって忘れ去られていった惜しい作品。
ぜひこっちの方向性のオールスターも、再び活性化してほしいと切に思います。